人間の全体像
を幅広い視点から捉えた、新しい考え方に基づく
統合医療
- 世界には、西洋医学以外にも東洋医学をはじめ精神療法、アロマテラピー、マッサージ、気功など、「相補・代替医療」と呼ばれる数多くの療法があります。
- アメリカやヨーロッパでは、相補・代替医療による診療が西洋医学と肩を並べて普通に行われています。
- 西洋医学一辺倒の考え方から脱却して、患者を中心に相補・代替医療を統合し、患者に適したあらゆる医療の可能性を取り入れようとするのが、「統合医療」です。
- ※ 相補・代替医療は、概ね5つの分野に分類されます。アーユルベーダなどの「伝統医学」、瞑想や音楽療法などの「心身の介入による療法」、アロマテラピーなどの「生物学的療法」、マッサージや鍼灸などの「徒手療法」、気功などの「エネルギー療法」です。
- 慢性疾患や、心に起因する病気、病後のリハビリテーションなどでは、体質やライフスタイル、家族関係なども症状の改善に影響を及ぼします。
- 「統合医療」は、その人の病気症状を取り除くことだけを目的としたものではなく、心の状態や、家庭での生活習慣、社会的環境など多面的に原因を見つめ、一人ひとりに最もふさわしい治療方法を一緒に考え、それを提供します。
- 生活習慣病の蔓延、医療費の高騰に伴う個人負担の増加などもあって、日頃から健康について考え、予防や保健に努め、健康的な生き方を求める人が増えています。
- 「統合医療」は、自然治癒力を高めて病気にならないようにする、つまり病気を予防することを第一義に考えます。QOL(生活の質)の向上を図り、生活習慣や環境改善を含めた総合的な健康づくりに取り組むものです。
- アメリカやイギリスをはじめ西欧諸国では、統合医療が国の医療として研究されるなど、世界の潮流になってきています。
- 西欧諸国で統合医療の実施、研究が進んでいる背景には、高額な医療費の負担が軽減でき、患者が希望する治療が受けられるなどの理由で、西洋医学一辺倒の医療を見直そうという政府や国民の意識の高まりがあります。
- 特にアメリカでは、国立衛生研究所(NIH)という世界的な最先端医学の研究機関の中に、相補・代替医療センターを設置し、2005年には150億円の予算が投じられ、相補・代替医療が科学的に研究されています。
- また、NIHの2002年の調査では、アメリカ国民の62%が、何らかの相補・代替医療を利用していると報告しています。
- 日本では、衆参両議院の関係委員会において、医療費の高騰を抑制するために予防医学の観点から統合医療に関する質疑が行われ、平成18年度から調査研究のため1億円の予算が計上されている程度です。
- 統合医療は、患者本人はもちろんのこと、医療従事者や家族など、関わる人たちが、同じ考え方を共有できることによってより高い効果が期待できます。
- 患者にとって適切でより望ましい医療を提供するためには、医師をはじめ、相補・代替医療の医療従事者がチームを組んでいく必要があります。
- 西洋医学を中心とした日本の医療制度は、法的には明治時代より130年間見直されていません。アジアにおいては、中国や韓国、あるいは、タイ等で国をあげて進めようとしていますが、日本の医療制度は「鎖国的状況」と言われる現状にあります。
- 統合医療を進める研究機関の創設、大学教育における相補・代替医療の学部の創設など、国をあげての新しい医療制度づくりが求められています。
- MOAは、一人の患者を大切にして、その人に最もふさわしい治療方法を提供する、いわゆる統合医療を進めています。
- MOAでは、理解ある多くの医師と提携し、各地で岡田式健康法を中心に健康増進セミナーを実施しています。
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